■特定調停とは
前ページでグレーゾーン金利を理解していれば、特定調停がどんな制度かは少し想像が付いたのではないでしょうか。
特定調停とはズバリ、「出資法ではなく利息制限法にしたがって借金を計算し直して、キャッシング会社やクレジット会社が取りすぎていた利息分を減額してもらうように話し合いをする手続き」のことです。
これは後から紹介する任意整理と同じ考え方ですが、特定調停はキャッシング会社と債務者の間に「調停委員」と呼ばれる専門家が入って、スムーズに話し合いを進められるのが特長です。
債務者1人だけが直接キャッシング会社と交渉しようとしても相手にされにくいですが、裁判所が関与することで対等の話し合いが出来やすくなります。
この調停がうまくいけば、個人差はありますが債務総額の3割くらいを減らせると言われています。ちなみに私のケースでも、ちょうど3割くらい減らせました。
■特定調停の利点
・手続きが個人でもやりやすい
・債権者と直接話す必要がない(調停委員が話をしてくれる)
・費用がかなり安い
・どんな理由で出来た借金にも使える
・借金のトータルを大幅に減らせる可能性がある
・原則として、調停後は返済中も利息がかからない
■特定調停の欠点
・計画通りに返済しないと、すぐに強制執行(差押え等)される
・裁判所に呼び出されるのでスケジュールの調整が必要
・すべての借金がなくなるわけではない
・必ず調停が成功するとは限らない
・ブラックリストに載り、数年間はローンカードやクレジットカードが持てない
このように少しばかりの欠点はありますが、あまり費用がかからず、ギャンブル等で出来てしまった借金にも使えるといったメリットは非常に大きいものだと思います。
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